「鉄」でできた「釣り針」と「青い糸」…そして「御手洗(みたらし)」にある「三柱鳥居」は「たたり」…「第一章」の終わり
『古代の鉄と神々』(著:真弓常忠)がとても面白くて…
毎度のことながら時間はないのですが(笑)時間をみつけて読み返しています。
他にも「真弓常忠」さんが書かれた本を何冊か取り寄せて、少しずつ読んでいるのですが…これもまた…面白いのです…
(これは実は「機織姫を探して…」の「第二章」として書いていこうと思っていた内容なのです…)(←それも驚きなのですが…)
この「真弓常忠」さんのおっしゃっていることが…とてもわかるのです…
…つながっていく…のです…
それは、私自身が小学生の時に、「奈良」の「橿原」に住んでいたこともあって…
…私の父が「大阪」に転勤だったにも関わらず「考古学」に興味があったので、「橿原」に住んで通勤していたという…だから…幼いころに、近畿地方のいろいろな古代史関連の場所に連れて行かれたり…家には古代史の本や新聞の切り抜きなども転がっていた…
そういう背景もあったり…
…それと…私自身の「一族」のルーツ…になると思いますけれど…
…きっと…つながっていくから…なのでしょう…
いくつか新たにわかったことがあるので…ここに書きこんでいきたいとは思っているのですが…
先日の「グレー」の件が…まだ続いているようで…
(本当に懲りない人たちです…)
ですので…伝えたいことはたくさんありますが…「詳しくは書きません」ので…
でも…伝わる人には、ちゃんと伝わりますので…
くれぐれも「心」を「まっすぐ」に…
「同じもの」を見ていても「読み取り方」次第で…
「まったく違った方向」へ…行ってしまいますので…
…それが…この…古代の「神話」や「伝承」を伝えてきた人たちの…
「レトリック」…
…実に…「巧み」…なのですよ…
ここ数カ月…ものすごい勢いで…私の「直感(直観)(妄想?)」は…つながり出し…
それは…このブログに書いてきたとおりの「流れ」…ですが…
「みちひ」さんから教えていただいた『古代の鉄と神々』(著:真弓常忠)』も…もちろん…
この「流れ」のなかに…組み込まれているものであったようで…
…今…ちょうど…
これまで『機織姫を探して…』に書いてきたことが…「第一章」とするならば…
その「第一章」の「最後」にあたるような…
そんなところに…たどりついた気持ちに…なっています…
先日、このブログに書いたのは…
「潮満珠(しおみつたま)」「潮涸珠(しおふるたま)」について…
これも…過去の自分とつながっていったことに…「驚き」と「不思議」を感じましたが…
その時に、改めて「山幸彦」「海幸彦」の話を…読み返していたのですけれど…
この「話」も…私は「頭」で読んでしまうと…
ぐるぐるしてよくわからなくなってしまうのですが…
…今のこの「流れ」で読んでいると…こんなイメージが伝わってきたのです…
…「釣り針」…
…そう…この「釣り針」…
「海幸彦」から借りた「釣り針」を…「山幸彦」が失くしてしまった…
「海」のなかに「沈んで」いく「釣り針」…
ゆっくりと…ゆっくりと…
青い海のなかに…沈んでいく…
「釣り針」というと…
去年の夏だったか、おととしの夏だったか…家族で船に車を乗せて北海道から東北地方を縦断旅行し…青森で「三内丸山遺跡」に寄ったとき…
私は…とても美しい「釣り針」を見ました…
あれは「木」で出来ていた? いや「動物の骨」だったのかもしれませんが…
形が洗練されていて…「曲線」が美しく…とても「繊細」で…
これだったら「魚」が釣れるだろうなと…
「縄文時代」にこんな細工ができていたなんて…なんという「文化」なのだろうと…
そんなことを思ったことが…思い出されますが…
でもね…その「釣り針」だと…なんとなく…
…もう少し海の中で「浮く」感じが…してしまうのです…
…今…私が…見ている…
青い海のなかに…ゆっくりと、ゆっくりと…
静かに沈んでいく…「釣り針」は…
…もう少し…「重み」があって…
そう…「重み」…
そうか…
これは…「鉄」でできている…から …なの…ね…
「鉄」でできた「釣り針」…
…そうか…
これを…みんな…欲しがったんだ…
「青い姫(伊波比咩)(イワヒメ)」…
あなたが持っていたのは…「鉄」は「鉄」でも…
「鉄」でできた「釣り針」…なのね?
きっとそう…
「釣り針」といえば「糸」…
だって…「青い姫(伊波比咩)(イワヒメ)」は…「機織姫」…なの…だから…
その「鉄」でできた「釣り針」につけていた「糸」とは…
「青い姫(伊波比咩)(イワヒメ)」が、持っていた「糸」とは…
どんな「糸」…だったの…だろう…
「麻(朝)」で、出来ていたのか…
「木綿(夕)」で、出来ていたのか…
…もしかしたら…「絹」かも…しれない…けれど…
その「糸」というものが…
からまりやすいほど「細く」丈夫なものであったことは…
確かなのだと…
私には…わかるのです…
というのも…「たたり」…
「染織」をしていると「染織」の「道具」に…「たたり」というものがあることを知っていると思うのですが…
三つの棒が、三角形の間隔で立っているもので…(←画像が貼れなくてスミマセン…)
からまって巻き取れなくなった「綛(かせ)(束ねられた糸)」をそれにかけて取り出すと…からまった「糸」がちゃんと出てくるという…そんな「昔からある」「染織道具」なのですが…
…その「たたり」とは…元々は…
からまった「釣り糸」を…ほぐすために…あったのではないかと…
感じたから…です…
…私が京都へ「染織」を習いに夜行バスで通っていた時に、毎朝、銭湯に入る前にご挨拶をしていた神社…
…その境内にある「元糺の池」…
…ここは今では…私は…「御手洗(みたらし)(縄文時代の船着き場)」なのだと…思っていますが…
…そこにある「三柱鳥居」…
…それは…きっと…「たたり」…
「釣り針」につける「糸」…
それが…からまらないように…
からまっても…「たたり」をつかって…ほぐしていたのだろうと…
その「名残」で…
それが今では…「祭祀」の象徴として…
…「元糺の池」(「御手洗(みたらし)(縄文時代の船着き場)」)に祀られているのだと…
私には…そう思えて…きた…のです…
(鳥居のようになったのは…祭祀されるようになってから…なのでしょうね…)
…そう…ようやく…
…すべてが…すべてが… …つながったの…です…
「三柱鳥居」が「染織道具」の「たたり」なのでは?…ということは…
…前から気がついていたのですが…
…なぜ「元糺の池」にあるのか…わからなかったのです…
…でも、ここ数カ月の…この「流れ」で…
…ええ…わかりました…
…なるほど…です…
「納得」しました…
「鉄」でできた「釣り針」…
それが「繊細」で…あれば…あるほど…きっと…痕跡は残らなくなる…
…だから…急いで…ほしかったんだ…
「奥三面遺跡」…「旧石器時代」から「昭和」まで「人間の生活」が営まれていた場所…
…今は…「ダムの水底」に沈んで眠っていますが…
…きっとそこには…
…「鉄」の「釣り針」を作っていた「跡」が…
この「流れ」からすると…
…あったはず…なの…です…
『「川」や「泉」から「流路」を変えた跡があった…』と…
記録には…残っていますから…
そして、その「鉄」の「釣り針」を使うためには…
「糸」があった…はず…
「釣り」に使う「糸」は…「魚」にみつからないために…
「細く」「水色(薄い青色)」に「染める」方がいいようなことも…あるそうで…
…そう…その頃から…
…「鉄」の「釣り針」が作られている頃から…「染織」もあったのでしょう…
「青い糸」…「青衣神」… …「青い姫(伊波比咩)(イワヒメ)」
…でも…「渡来」ではない…のです…
「日本列島」の「姫」…
それだけは…伝えてあげたい…
…そう…もっと調べてみれば…きっと…解ける…
「韓鍛冶」の事象に…惑わされないで…
「青い姫(伊波比咩)(イワヒメ)」
「機織姫を探して…」
…今…ようやく…一区切り…といえるかも…しれない…
これがこの後…どうなるのか…
…実は…この「たたり」が…「祟り」につながるのかも…しれないと思うと…
少し憂鬱な気持ちにも…なってしまうのですが…
「青い姫(伊波比咩)(イワヒメ)」が…
「何か」に「巻き込まれ」て…「隠された」ことは…確かなので…
「東大寺」「二月堂」の「お水取り」の「祭祀」…
…なぜあれほど…日数をかけて…丁寧にしなければならないのか…
…その「背景」が…とても気になっていて…
「第二章」では…考えていきたい…のです…