「相馬小高神社」「妙見神」「九曜紋」と…「鴨氏」「元糺の池」
ちょっとまた…立て続けに…書き込んでしまいますが…
先日の「母」と「子」についても…もっと深く考えていきたいのに…
…なぜかまた…脈略もなく…私の思考は…飛んでいく…
またメモ書きですみません。
「脈略」がわからないから…話がまとめられないので…
でも、きっと後から…わかる…つながる…はずだと…
…なので、記しておきます…
忙しいのに…そして疲れていて…
土日も、子どもの試合が連日重なっていて…休む時間もないのに…
それなのに…なぜか、先日…急に「海」を見に行きたくなって…
…それも…なぜか…東日本の太平洋側の「海」を…
…そうしたら「相馬」の「野馬追」を思い出して…
いつか行きたいと思っているのですが…でもコロナの影響もあって…今年も行けなかったけれど…
それじゃあ…「相馬小高神社」…この神社のことも…以前から少し気になっていたので…
ここに行ってみようと…
地図を見てみると…「海」にも近い…
…そうなぜか…急に思い立って…
車を走らせていました…
私はこういう時…できれば…高速は使いたくなくて…
下道を走って、その途中の街並みも感じていきたいのです…
そうすると、面白い偶然の出逢いも結構あって…楽しいので…
時間があれば…ですけれど…
この日は…時間がなかったのですが…でも…
なぜか「福島」の道を、下道で通ってみたい…そんな気持ちもあって…
下道でも、いちばん「最短」の道を通っていきましたが…
しばらくすると…注意書きの立て看板があり…
「歩行者」や「二輪車」や「軽車両」は通れないという…
そこは…「帰宅困難区域」もある場所を通る道で…
…そうだ…まだ「原発事故」は終わっていないのだと…
それを思い知らされながら…
私がなぜ「東北」に来たのか…その遠因に…
この「原発事故」のこともあると思っているので…
今、この道を、車で走っていることに…何かとても「意味」を感じながら…
このことは…その当時、東京に住んでいた私にも…とても大きな出来事で…
その時のことは…また改めて書きたいと思っています。
…その時に…感じたことは…たくさんあるのです…
ええ…ここに書けないことも…たくさん…あります。
そんなことは…初めてでした…
…思えば…その時から…この「直感(直観)」は…動き出したのかも…しれない…
今回…「相馬小高神社」へ向かう時…
念のため、「線量計」(しばらく使っていないので、電池を交換して…)を持っていっていましたが…途中、高い数値には…驚きました。
…ごく普通の…山深い道なのに…
「線量計」を見なければ、ごくごく普通の風景で…危険など…感じないでしょう…
普段の生活では、目に見えないので、わかりません…
そんな時代を、今、私たちは生きているのだと…
除染のためにはがしたであろう土をのせた大型トラックの後ろを走りながら…
…改めて認識しました。
道の途中は…走っても…走っても…高い線量のままで…
ああ、ここを「放射性プルーム(放射性雲)」は通って行ったのだ…
ここは「深い森」…緑は色鮮やかで…
「線量計」を見なければ…わからない…
…「ナウシカ」…
これが描かれたのは1982年…宮崎駿さんは…何を感じていたのだろう…
そんなことを考えているうちに…「相馬小高神社」に着きましたが…
この神社のあるところは、城跡でもあり…
「相馬氏」であるので…「九曜紋」…
…そう…今回ここに来たかったのは…
「九曜紋」についても…私は…何か知りたかったのです…
まずは手を合わせご挨拶し…
見渡すと…いい「風」が吹いてきます。
清々しい風…今年の夏は暑かったので…こういう風は心地いいです。
この神社は…「妙見神」を祀っていたと思うのですが…
…私はまだ「妙見神」など…神様のことは…よくわからなくて…
「妙見神」といえば…「新羅」と関わるようなことが…よく書かれていますけれど…
…だからこそ…この「相馬小高神社」に、自分がその場に立ってみたら…
どんなことを感じるのか…知りたかったのですが…
そばには…「雷神社」…「天満宮」…
この辺りを歩いていても…とても「心地よい風」が来ます…
…でも…もっと「何かある」…
そんな感じがして…歩いていくと…
奥にも「社」があって…
「ここだ…」
そう…ここが…今日の目的地だったのかも…しれない…
…すると…もうひとつ「社」があって…
そこへ行ってみると…
「あ!」「えっ!!」…ここは…「蚕ノ社」と一緒だ…
そうなのです…
「御神水(おみたらし)舎」というところがあり…たぶんここは、水が湧いているところだと思われるのですけれど…
…そこが…「蚕ノ社(木嶋坐天照御魂神社)」にある「元糺の池」と同じ構造になっていたからです…
「あれっ…同じ…なの?」
まさか…こんなところで…「蚕ノ社(木嶋坐天照御魂神社)」の「元糺の池」と出逢うとは…思いませんでしたけれど…
いえ…本当は、違うのかもしれませんね。
大きさも小さいですし…少し水が溜まるようになっているけれど…
それは「水」を祀るところでしたら、どこでもそういう造りになっているのかも…しれませんが…
でも…私にはなぜか…
思えたのです…。
この「御神水(おみたらし)舎」で手を合わせてから…改めて、奥の「社」に参りました。
清々しい風が吹いてきます…
心地よくて…ここは…いい場所です…
いつから、この場所は…あるのでしょう?
ここが「妙見神」と…つながるのでしょうか?
…いえ…私が感じるのは…きっと…「鴨氏」。
…きっと…「青い姫」とも…つながる…のでしょう…
少し離れたところには…「棚機神社」もありましたが…ここは…荒れ果てていました。
石の鳥居も倒れたまま…震災後…そのままなのかも…しれません。
…そこでは、少し不思議なことがあって…
まずそこに入る時に大きな「蜘蛛の巣」があったので、それを避けて入ったのですが、帰り道はそのことをすっかり忘れていて、頭にその「蜘蛛の巣」がひっかかったのです…
でも絡みつく感じではなかったので、巣を壊さないように、そっと離れようとしたら…
パッとその蜘蛛の巣がなくなってしまったのです!
「あれ?あれ?」
巣が外れて風に飛んで行ったのか…しばらくその辺りを探しましたが…あんなに大きく張っていた蜘蛛の巣が、まったく跡形もなく消えていて…
本当に不思議でしたけれど…
…その探している時に…蜘蛛の巣を張っていたのは「椿の木」だったようで、大きな「実」がなっていましたが…
「椿の木」というのは、燃やして灰にすると、糸を染める時の良い「媒染剤」になるのです。
昔から使われています。
ですので、「ああ…棚機神社には、ちゃんと「椿の木」があるんだな…」と納得したといいますか…いつからこの「椿の木」は、ここにあるのだろう?…と、思ったりしていました…
本当はこの後、「海岸」に行きたかったのですが…
…そう…この「相馬小高神社」へ来るとき、曲がった道を…そのまままっすぐのぼって下れば…「海岸」へ出る道なのですが…
そこへは…行けませんでした。
帰る時間が迫っていたこともあり…
本当はもう少し…「相馬野馬追」に関連する場所も見たかったですし…
「海」も…行かなければ…と…思いましたが…
この「海」は…まだ…違うのだと…
もう少ししたら…なのだと…
長々と…書き連ねてしまいました…
…自分への記録として…記しておきます…。