「伊波比咩(イワヒメ)」と「奥三面遺跡群」
ここ最近の、このブログの展開から・・・
私は、落ち着かないのです。
何かたどりついたような・・・「核心」に触れた・・・感じがするのです。
ものすごく大事なものに・・・今、出逢っているような・・・。
「祝瓶山(伊波比加咩山)」・・・
この山は・・・この「機織姫を探して・・・」の、私が伊豆ですれ違った(と思われる)「青い姫(機織姫)」を探す旅で・・・何かとても重要な役割をするようです。
なぜかというと、このブログに書いてきたことが、
この「山」と、すべて繋がっていくからです・・・
ここは何があった場所なの・・・?
・・・調べていくと、朝日連峰の周辺では、約3万年前の旧石器時代から、「最上川」の河岸段丘や低い丘陵で人々が生活していたというのです。山形県朝日町の「大隅遺跡」からは石片の塊が発見されているそうです。
そしてまた・・・朝日連峰の奥地からは、旧石器時代から古墳時代にかけての大規模な遺跡が見つかったそうです。「奥三面遺跡群」です。 【新潟県庁サイトより】
谷あいの19の箇所から遺跡がみつかり、最古の樽口遺跡では、約3万年前から1万3千年前までの間に繰り返しキャンプが営まれた痕跡がみつかり、合計約1万5千点もの石器が出土したそうです。
縄文中期からは、長期定住の始まりを示す環状集落が現れ、前田遺跡→下クボ遺跡→アチヤ平遺跡→元屋敷遺跡と、閉ざされた小地域のなかで少しずつ場所を変えながら集落が形成されていったそうです。
アチヤ平遺跡には、「環状配石(ストーンサークル)」が発掘され、元屋敷遺跡では、土器・石器が計6千5百箱という膨大な量で出土したそうで、そのなかでも1万点を超える磨製石斧は自家消費をはるかに超える量で、「交易」を目的としていたと推測されているそうです。出土した黒曜石の産地は、秋田県男鹿半島、青森県深浦、長野県和田峠などだそうで、広範囲な交流圏があったようです。
そして、水場と水場を結ぶ道は、「砂利が敷かれた舗装道路」だったことがわかり、泉から流れる小流に流路の付け替えなどの「住環境整備のための土木工事の跡」もあったそうです。
これまでの縄文時代の常識を覆す貴重な発見もたくさんあったこの「奥三面遺跡群」ですが、今はもう、見ることができません。
・・・「奥三面ダム」が建設され、遺跡群はすべて水のなかに沈んでしまったからです。
【新潟県庁サイトより】
この話を知ったとき、ダムに水没していたとしても「この場所に行きたい!」と、いてもたってもいられなくなり・・・
先日、これまた、貧血のための病院検査の後に、車を飛ばし・・・
小国側からも道は続いているので、その道で行こうと思いましたが・・・
道の途中で、通行止めでした。
・・・12月の今は、そこへ行く道が、冬期閉鎖されているのです・・・
ああ、早く行ってみたい。
この場所に立って、感じてみたい。
・・・「祝瓶山(伊波比加咩山)」が、この場所から見えるのではないかと・・・思うのです。
この場所は・・・「青い姫(機織姫)」にかかわる場所だと・・・思うのです。
住んでいたかもしれない。
・・・ルーツの場所なのかも、しれない。
当時、どれだけの交易をしていたかわかりませんが、
この場所は、日本列島のなかでも、何かとても「重要」な場所だった感じなのです。
なぜ、それほどまでに「重要」だったのか、とても知りたいのです。
「祝瓶山(伊波比加咩山)」は・・・その目印になったのかも・・・しれません。
ここで・・・「山」のものと「海」のものが出逢ったのかもしれません。
「海坂」・・・。
あの「海のなまえ」のついた「鳥居」・・・。
「和歌に描かれた二人」の出逢いに、つながる・・・はず。
そして「大和」に出たあとも・・・この場所を「意識」している。
ここに・・・後に、女神といわれるほどの「女性」が・・・いたのだろうか。
「伊波比咩(イワヒメ)」。
この「伊波比咩(イワヒメ)」は・・・「早池峰山」の「瀬織津姫」とも・・・つながって・・・いく。
「マタギ」の伝承を・・・追っていくのも・・・大切なのかも・・・しれない。
「伊波比咩(イワヒメ)」の「青い玉」は・・・
私は・・・最近では・・・「翡翠」ではないような気がしています。
私が五所神社で受け取った「青い玉」は、群青色のような「青」でした。
その「青」は・・・「サファイア」?
「サファイア」は「9月」の誕生石。
そう・・・「9月」も・・・「青い姫(機織姫)」のキーワード・・・。
この場所で「サファイア」が・・・とれたのだろうか?
なんだろう・・・
「書かないといけない」と「書いてはいけない」・・・その気持ちが交差する。
「急がないといけない」のは確か。急かされている。
ダムに水没していくように・・・「痕跡」が消えていくからなのかもしれない。
「空海」がかかわる「池」は・・・「満濃池」と・・・もう一つ・・・ある。
もしかして、その場所も・・・同じこと?
私が、これまで考えてきたことが、何かものすごいスピードでつながっていく。
なんだろう・・・
何を、私に・・・知らせたいのだろう・・・。