「青い玉」と「祝瓶山(伊波比加咩山)」
前回のブログを書いた後、また驚くようなことがありましたので…書き留めておきます。
先日の病院の帰り道…いろいろな偶然から発見があり…「大朝日岳」が気になると書きました。それから「大朝日岳」について調べていますが…
「朝日岳信仰」というものがあって朝日岳が修験者の修行の場所になっていたようなのですが、北条時頼による山伏横暴を抑えるための千年封じがあった等で…衰退してしまったそうなのです。(「羽黒修験との勢力争いに敗れ、衰退したと思われる」と書かれたものもありました)
それでもなんとか知りたいと調べていると…
長井市に五所神社という神社があって、そこは「朝日山大権現」に纏わる神社だというのです。
古来より、朝日岳・祝瓶山は山岳信仰の霊場として栄え、朝日山大権現と言われていました。寛治4年(1090年)源義家の命により、朝日岳・岩上岳(祝瓶山)・小朝日・月ヶ峰・三淵の五カ所を合祀したと伝えられています。これ以後、五所大明神と称され、地名も五祭所と改められました。
この神社の場所は…ガーデニングで賞をとった青木さんという方の家の近くで…この青木さんのお庭も少し覗いて見たいと思っていたところだったので、ちょうどいいなと思い…これまたドライブしてみたのです。
五所神社に着いて、境内に入っていき、まずはお参りしてみましたが…
思ったほど何も感じなかったのです。
「あれ?」と少し拍子抜けしてしまいました。
「合祀」されているからなのでしょうか?
それとも、祀られているものが変えられているのかもしれない?
神社自体、新しい感じもしたので、昔とは違うのかもしれない?
…それくらい…
何かもっと受け取るものがあると思っていたのに…肩透かしを受けたような感じです。
悪い感じはしなかったのですが…「ここではなかったのかな?」とちょっとがっかりしながら帰ろうとしていると…つまずいたのです。
転びはしませんでしたが…なんだか神社でつまずくなんて嫌だなと思って、何につまずいたのか足元をみてみると、木の根っこが出ていたからでした。
大きな根っこだなと思って見ていると…
「あっ!」
なんと! そこに「青い玉」が落ちていたのです。
拾ってみると、ビー玉のようでした。
ラムネの瓶の玉かとも思いましたが、色がもっと濃く群青色のような「深みのある青」でした。
お祭りがここでよく行われているようなので、その時に誰かが落としたものかもしれませんが、びっくりしました。
「青い玉」なので!
夕日に透かしてみると、いろいろな青色が見えます。綺麗です。
私はあまり拾って帰るということはしないのですが…なぜかこの「青い玉」は「持って帰らなきゃ」と思いました。
「私が探している『青い姫』について教えてください…」とお願いした後だったからです。
…そう、やっぱり私が探している「姫」は…
この「青い玉」のような「青」なのです。
それは間違っていないと…教えてもらった気がしました。
そして、またしばらくして…調べていると…
…どうやら、私が今住んでいるところから見える三角の綺麗な山は「大朝日岳」ではなくて「祝瓶山」かもしれない…ということがわかってきました。
「大朝日岳」も三角に尖っていますが、それはその横の方の山だったようで、私が気になっていたのは「祝瓶(いわいがめ)山」だったようなのです。
でも、この山は「大朝日岳」に近く、同じ信仰の山だったようです。
(先ほどの五所神社の説明書きのところにもそう書いてありますね)
その「祝瓶山」とは、「岩上山」「岩井上山」とも言われているようですが…
「伊波比加咩山」とも言うようなのです。
…ん?
伊波比加咩
…伊波?…伊波比?…伊波比咩?…伊波比神?
これが…「青い姫」とも繋がっていく…のでしょうか?…