機織姫を探して…

今、私はひとりの姫を探しています。 その姫と…私は伊豆の山ですれ違ったようです。 …それからいろいろなことがつながり始めました…

「高橋たか子」さんと「三原山」…そしてそこからつながったこと

 

毎度のことながら…なかなか更新できずにすみません。

書きたいことはたくさんあって、それぞれが大切なことなので、もっと詳しく書きたいのですが…その時間が取れなくて…。

 

最近、作家シリーズのようになっていますが(笑)

…これまた、私が興味を持つ作家に「高橋たか子」さんがいます。

5年前に亡くなられましたが…。(もう5年も経つのですね…)(私は実は…「高橋たか子」さんの番組も作りたいなと思っていました(冷汗)…)

 

『誘惑者』『ロンリーウーマン』…その他いろいろ著書はありますが、これもまた私が中学生の時に、書棚にあったのを何気なく読んでから…魅かれていきました。

 

高橋和己」という人のことも、よくわからないのに、私の中では「高橋たか子」さんを通した「高橋和己」という像があります。

 

高橋たか子」さんと「高橋和己」さんは、結婚してしばらくして京都から東京へ出てくるのですが…その時に住んだのが鎌倉。それは、「護良親王」の墓のすぐ下でした。

 

何かのエッセーだったと思うのですが(今手元になく確認できなくてすみません!)…貧しかったこと。犬を一匹飼っていたこと。毎晩「高橋和己」の元にやってくる出版社の人や作家仲間に食事を出したりするのが嫌だったこと…そして家のすぐ裏はその「護良親王」の墓の山の壁だったので、秋になると枯葉で埋もれそうだった…などその当時の気持ちが書かれていたと思います。

 

そのエッセーを読んだ後…何年前だろう…その家の場所を見に行ったことがあります。

 

もうその頃は、もちろんその家はなく、近くに知人の黒川紀章さんが建てたレンガの家がありましたが「高橋たか子」さんは、そこにもいらっしゃらなくて…。

 

「ここにあったんだろうな…」という場所がありました。

こじんまりとした場所でした。ここに二人はすんでいたのだなぁ…と。なんだか感慨深かったです。きっとここが二人の「原点」なのじゃないか…そんな感じもしました。

そこで感じたこと、考えたことなどが…その後の、「高橋たか子」さんの著書の、あの荒涼とした感じにつながっていくのだろうかと…そんなことを思ったりしたり…。

 

そして最近また読みたくなって…

 

『誘惑者』…これは、友人の「自殺行」に2度も付き添う女学生の話なのですが…(←これでは端的すぎますね(笑)でもうまく短く伝えられない!申し訳ないです…ぜひ読んでみてください。高橋たか子さんの魅力がわかると思います)

 

この小説の舞台は…大島の「三原山」なのですけれど…

 

…ここも…「青い姫」につながってくるとは…

 

 

 

ちょっと自分でも、驚いています。

…この「三原山」というところも…重要な場所です。

 

 

 

この小説が、直接「青い姫」にはつながらないのですけれども…

ですので、こんなところで引き合いに出されて「高橋たか子」さんに申し訳ない気持ちですが…(!)

でも私のなかで、昔から気になっていた「高橋たか子」さんの著書がきっかけになって「三原山」というキーワードを知らせてもらったので…とても不思議なのです。

 

(追記…いえ、この小説の内容もつながってましたね(汗)…「三人」の「女学生」ですものね。「荒涼とした火山の山肌」「火口」。この小説が持つ雰囲気…。実際にあった話。高橋たか子さんも「三原山」に取材に行っている…。「遠藤周作」「澁澤龍彦」「矢川澄子」…そうか…そういう流れでもう一度読み直してみます)

 

 

  

日本の古代の歴史には…何かとても意識されている「人」がいるのです。

…「神社」などには伝わっているはずです。

口承で…なのかもしれません。

 

この「人」は、日本の(世界の?)古代の歴史の「キー」になる人です。

 

…どうしてそれがわかるかというと…重要な「神社」や「寺」が…その「人」を意識して建てられているからです。

 

でも「神社」や「寺」ができるもっともっと前から…その「人」は祀られています。

何箇所かありますが…いずれも、同じような祀られ方です。

その祀り方には、何か意味があるはずです。

 

「人」というよりも…何か「出来事」があったのかもしれません。

いずれにしても…重要な「人物」そして、大きな「出来事」だったはずです…。

 

その「人」は…「女性」です。

それが…私が今探している「青い姫」。「青」の系譜。

 

 

 

「青い姫」は「渡来」ではないです。

…日本列島の「姫」。

 

その「姫」の「能力」が必要だったのだと思います。

その「姫」の「能力」を求めて、やってきた人たちがいます。

 

 

うまくいったのかもしれない…

 

…でも、その先が…わからない…どうなったのか…

 断片しかわからない…途切れてしまう。

…それ以上は…私に知らせたくないのかもしれない。

 

 

祀られた…のだから…それが意味するのはなんだろう…。

「神社」や「寺」は…後で建てられている。

祀られた意味をわかっている。それくらい「大きな出来事」。 

何があったの?

「神社」や「寺」は…何の役目をしてるの?

 

 

 

「反転」とは? 

呪術では、どんな意味があるのだろう?

 

「再生」?「封印」?

 

 

 

「鴨のくちばし」は「矛」と「鷹の羽」。

 

 

 

このブログに書いてきたことは…すべて…つながる。

書いていないことも多いけれど…ここに書いてきたことだけでも…きっとわかるはずです。

 

 

 

「和歌に描かれた二人」のときの…目尻に入れ墨のある勇者と出会った頃の「姫」は…まだ幼い。

この「姫」がその後、どのような人生を歩んだのか…。

 

 

 

ここまでたどってきたのも…興味本位などではないのです。

だから…ここまでたどりついたのでしょう。

これを知ることが…私にとって何か意味があるからなのでしょう。

 

 

…でも、もうこれから先は…触れない方がいいのかもしれません。