「蚕の社」の「双葉葵」と「木花咲耶姫命」は「三日月(みかづき)姫」と「248年9月5日の日食」
私の探している「機織姫」は…きっと「青い姫」…「青の系譜」。
その「青」は、「露草」の色? はかなくて、水にふれると消えてしまう…「月草」「鴨頭草」…。
…「鴨」の「姫」なのだろうか…。
…これまた…私が染織を習いに京都に通っていたときのことですけれど…。
毎週末夜行バスに乗って通っていたので早朝に京都駅に着くのですが…朝早く時間もあるのでまず銭湯に入りさっぱりして身支度を整えていたのです。その銭湯というのが「蚕の社」の近くにあったので、銭湯に行く前に「蚕の社」でごあいさつをするのも日課(?)でした。「蚕の社」は機織りの神が祀られているというので…。
その「蚕の社」とは「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」といいます。「三柱鳥居」があることでも有名です。
早朝の「蚕の社」は…少しこんもりとした森のなかにあるので、まだ薄暗く、提灯(…でいいのでしょうか?)の灯りがほんわりと厳かな感じで、その印象がとても残っているのですが…そこには「双葉葵」の模様が描かれていたのです。
…その灯りに浮かび上がった「双葉葵」が…ずっと心に残っていたのですけれど…。
なんだかここにきて…これも関係するのではないのかと…思い始めました。
主祭神は、Wikipediaには「天之御中主神」「大国魂神」「穂々出見命」「鵜茅葺不合命」「瓊瓊杵尊」と書かれているようですが…。
通っていたときの記憶を思い出すと…確か…「祠」というのでしょうか、神様を祀っている社が、中央に大きく一つ、その右に少し小振りな祠が一つ、そして左には小さな祠が八つあったと思うのです。その右にある祠が「養蚕の神様」だったと思います。
…その配置が…今思えばなんとなく…「赤い石」の話と重なる感じがするのです…。
ここは「秦氏」ゆかりの神社ともいわれているようですが、「鴨氏」と「秦氏」はどんな関係なのだろう…。
この近くには「広隆寺」があって、そこにある「弥勒菩薩半跏思惟像」も私は好きなのですけれど…。
「蚕の社」の「養蚕の神様」は…「木花咲耶姫命」なのだそうです…。
…この「咲く」は、もしかしたら「朔」なのかな…と…。
朔(さく、英語:new moon)とは、月と太陽の視黄経が等しくなること、また、その時刻のことである。現代的な定義での新月(しんげつ)と同義である。
…そう、やっぱり「新月」なのです。そして…
新月は、本来は朔の後に初めて見える月のことである。陰暦二日までは月はほとんど見えないので、陰暦三日ごろの月(三日月)が新月となる。
…「新月」は「三日月」なのですね。 「木花咲耶姫命」はきっと…「三日月(みかづき)姫」。
この「木花咲耶姫命」も「瀬織津姫」と同じように、名前がきれいすぎるのです…。
だから…本当の名前があるはずです…。
でも…こうしてたどっていってもたどっていっても…つながっては行くんですが…またばらばらになっていく感じなのです(泣)
どこかで何かが…はずされているんです…。
「双葉葵」は「二つの葉」。
「露草」の花びらは三つあるそうですが、「青い花びらは二つ」。
…やっぱり似ているのです。
「露草」はリトマス紙にもなります。
「露草」の「青色」は…状況によっては「赤」にもなるのです…。
248年9月5日の日食は…やはり、とても重要なことだったのかもしれません。